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2013年11月16日 MAYAファンクラブの集い [音楽]

11月16日の土曜日に新宿ミノトール2でJazz&Latin歌手MAYAさんのファンクラブ『MAYA CLUB』の集いがありましたので参加してきました。


お昼から3時半までのイベントと言うことで、暖かな日差しを受けながら新宿駅からテポテポとミノトールまで。

お店の前でしばらく待っていると、知っている顔がチラホラ。
久しぶりにお会いする人もいて、やはりこういうイベントはイイもんですね。




というわけで、当日の写真のみざっとご紹介。

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"KOTO" presents 龍の宴 in 神宮前Crème de la crème [音楽]

8月30日、神宮前Crème de la crèmeで篠笛奏者ことさんプロデュースのコンサート『龍の宴』が開催されました。

同じ日、吉祥寺のMEGMAYAさんのライブがあったのだけれど・・・後でMAYAさんに怒られるかなぁ・・・(苦笑)


そういえばこの神宮前Crème de la crème、先日、若手女流オーディオ評論家花乃さん主催のイベント『オトノート』が開催された場所に近いなぁ。
神宮前なんてほとんど縁の無い場所だったけれど、最近妙に急接近です。


そんなわけで、原宿駅からテポテポ歩いて会場へ。


到着した会場に入ってみて驚きました。

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コンクリート打ちっ放しで天井が非常に高い会場なのですが、思ったよりも音が過剰反響せず、お客さんのしゃべり声や物音など、開放的に伸びやかに聴こえます。
ライブ開始前ですが、なかなか良さそうな会場です。

というわけで・・・



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2013年7月26日 坂田明菜グループ Live in 吉祥寺MEG [音楽]

7月26日に新進気鋭のサックス奏者、坂田明菜さんのライブが吉祥寺MEGで開催されました。



坂田明菜さんはスウェーデンで活躍しているピアニスト坂田尚子さんの妹さんで、5月18日のリアル・ジャズ・リスナーズ・クラブで初めてお会いしましたが、その後、澤野工房の石井さんの尽力であれよあれよと言う間にMEGでのライブが決まったのでありました。

そうなれば行かないわけにはいかないでしょう!!


なんでも坂田明菜さんはフュージョンやファンク系の音楽をやられているらしいのだけれど、まさかMEGでフュージョンやファンクを聴く事になるとは!
フュージョンやファンクだと、まぁ、MEGオーナーの寺島さんは来ないだろうなぁ・・・。






さて、いよいよライブの当日になり、仕事を終えてすぐにMEGへと向かいます。

吉祥寺に到着し、「パンチョ」で戦の前の腹ごなしをしてからMEGへ。



MEGに到着すると・・・・・



・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・


・・・・・・・・・・あれ?

ここ、MEGだよね???




一瞬店内の雰囲気の変わりように入店を躊躇しましたが、店内にはいつもの顔、新井店長が手招きをしているので恐る恐る店内へ・・・・



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MEGに何度か来ている人ならこの変わりようにビックリするハズ!


新井さん曰く、一昨日、JazzCab藤田さんの知り合いの内装屋さんに壁と照明の工事をして貰ったとのこと。


なんだかあまりにも様変わりした店内(しかも未だお客さんはオイラだけ)に、しばらくの間ソワソワ落ち着きませんでした(笑)。



アイスコーヒーを飲んで待っていると、坂田明菜さんが店内に入ってきました。
青いワンピースが可愛らしい・・・。

オイラの事を覚えてくれていたようで、「後藤さん~」と隣に来てくれて色々お喋りさせて貰いました。
お姉さんもそうなんだけれど、京都弁に近いような奈良弁で、高くて可愛らしい声で喋っているのを聞いていると・・・惑わされますね(笑)。




そうこうしていると・・・

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引き籠もってたわけじゃ無いんですが・・・ [音楽]

随分BLOGを更新していないなぁ・・・と思いつつ、いや、別に引き籠もってたわけじゃ無いんですよ!!と、言い訳しても意味が無いのですが、まぁ、忙しかったり、忙しくない時にはドラクエやっちゃったりでなかなかブログ書けませんでした!



というわけで、一応、ライブなんかにも行ってたんだよ・・・と、ざっと写真+1言だけで紹介。






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5月30日の吉祥寺MEGでのMAYAライブ。
もうお馴染みのMAYAライブなのですが、常に新しいお客さんをGetし続けられる底力は流石だなぁ。
これからレコーディングするという新作にも期待です。


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お次は・・・

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2013年5月25日 ビブラフォン奏者大井貴司 with MAYA ライブ in 大宮FIVE [音楽]

Jazz&Latin歌手のMAYAさんが我が大宮で初ライブをする・・・・という事で、5月25日の土曜日、大宮のFIVEというバーに行ってきました!



19:30スタートという事で、十分間に合うように16:00頃に家を出たのですが・・・ライブの前にドコモショップでケータイをGALAXY S2からGALAXY S4に機種変更しようとしたのが間違えでした・・・


ドコモショップの大宮東口店に行ったら受付で3時間待ちを宣告され、それではライブに間に合わないので諦め、大宮西口店へ・・・
西口店では90~120分待ちということで、なんだかもう後には引けなくなり、整理番号の紙を受け取って店外へ。
河邉庵で大盛り蕎麦を食べ、本日の目的地、大宮FIVEを探索。
あぁ・・・こんなところにこんなお店があったのか!とビックリするような場所にFIVEはありました・・・
コッチの方は漫々亭に行く時くらいしか来ないなぁ・・・

その後、しばらく近所をブラブラしてから再びドコモショップへ。
結局、20時少し前からようやく手続きが始まり、8時半頃に機種変更が完了。
あぁ・・・もうとっくにライブ始まってるがな・・・

で、GALAXY S4の入った紙袋(これがまたなぜかAKB48のヤツ・・・オレがAKB好きっぽく見えたのだろうか・・・)をぶら下げながら大宮FIVEへ。




お店に到着すると、ちょうどお店の前でMAYAさんに遭遇。

「おぉっ!いらっしゃい!」とMAYAさん。
「おぉ、ようこそ大宮へ!」と私。

MAYAさんに連れられてFIVEの店内に入ると、狭いお店にほぼ満席のお客様。
どうやら1stステージで帰られたお客さんもいる様で、その空席になんとか座って2ndステージの開始を待ちます。

で、まずはお店に入ったらドリンクを注文しなきゃね・・・
ということでメニューを見ると・・・ヌハァッ!ソフトドリンクが無ぇ!
超下戸な私は一瞬躊躇するも、まぁいいや、今日は土曜日だし、ココは大宮だ。なんだったらタクシーで帰ってもたかが知れている・・・
ということで、ハイネケンをオーダー。

ハイネケンを飲みながら改めて店内を見渡すと・・・ウィスキーやリキュールが一杯。
しかも隣に座っているお客さんとマスター(?)が「珍しいの(ウィスキー)飲んでみない?」とウィスキー薀蓄を語っていたりと、お酒が飲める人はかなり楽しめそうです。
しかも、ドリンク、フードはメニューを見る限りでは500円均一!
かなり良心的かも。

で、そんなお店の雰囲気を楽しみつつ、MAYAさんの事務所社長兼ジャズドラマーの松尾明さんにもご挨拶していると、いよいよ2ndステージが始まりました・・・





本日のミュージシャンは・・・
大井貴司さん(vib)、白土幾美さん(p)、細野慎平さん(b)そしてMAYAさん(vo)

他にもマリンバ奏者の女性やバイオリン奏者の女性も演奏に加わっていましたが・・・お名前失念です。(特にマリンバ奏者の女性は大井さんとバッチリ息のあった連弾で魅了してくれました)


ちなみに本日の主役、ビブラフォン奏者の大井さん、ルパン三世のオープニングテーマでの演奏が超有名です。

ルパン三世のテーマは主旋律を歌やシンセサイザーで演奏しているバージョンなど多種有りますが、個人的にはこの主旋律を大井さんのビブラフォンで演奏しているバージョン(ルパン三世のテーマ '80)が一番ジャジーで好きだったりします。



さて、そんな大井さんの演奏ですが、渋い・・・・流れるようにスウィングしているビブラフォンって、なんでこんなに渋いんでしょうか。
本日のバンドはドラムレスですが、そんなことは綺麗さっぱり忘れてしまうほどの説得力があります。
また、前述の通り、マリンバ奏者の女性との連弾では一糸乱れぬ絶妙な演奏でココだけを切り取ってもご飯三杯行けます!という感じの(分かりづらい)引き込まれ様で、正直、もっと何曲も連弾を聴きたかった・・・


MAYAさんも初めてのお店、初めてのメンバーにもかかわらず、1stステージを経ているからかメンバーとお客さんをMAYAワールドに引き込んでいました。
さすがMAYAさんです。

どう?MAYAさん、これを機会に頻繁に大宮でライブしない??(笑)



MAYAさんが数曲歌い、再び大井さんのグループでの演奏です。

ここでお待たせいたしました!ルパン三世のテーマです。

うはぁ~ビッグバンドは居ないけれど、それによるパワー不足を一切感じさせない大井さんのビブラフォンはホント、説得力が有ります。

それでいてMCではご本人もよく笑い、お客さんも大いに笑わせるユニークなトークで親近感が沸きます。
ライブ後も快く写真撮影に応じて頂きました。

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左から 細野慎平さん、白土幾美さん、MAYAさん、大井貴司さん




う~ん、こんなお店が大宮に有ったのか・・・
ライブはたまにしかやっていないらしいので事前調査が必要ですが、また行こうかな・・・と思った大宮FIVEでした。

2013年5月18日 リアル・ジャズ・リスナーズ・クラブ [音楽]

昨日(18日)、吉祥寺のMEG澤野工房の石井プロデューサー主催イベント「リアル・ジャズ・リスナーズ・クラブ」に行ってきました。


前回のイベント出席時に「次回、30分でいいから曲紹介やってください」と言われ、1ヶ月間、何をどう紹介すればいいのか悩みつつ、本日に至りました。

メグの会では何度か曲紹介を担当したり、新譜試聴会でもディスクユニオンの山本隆さんとCD紹介した事があります。
私プロデュースのイベントもありました・・・(押しつけられました(笑))

が、今回はコレまでになく「何を」「どう」紹介すればいいのか悩みました・・・

だって・・・「リアル・ジャズ・リスナーズ・クラブ」の皆さん、怖そうなんだもん(笑)。
いや、とにかく真剣にジャズを聴かれている方々なので、いつもの様に(ヲイ!)おちゃらけながら曲紹介をして良いものなのかどうなのか・・・「こんな曲選びやがって・・・」と怒られたりしないか・・・もう、1ヶ月間ドキドキでした(苦笑)。


で、色々試行錯誤をした結果、主催の石井さんやMOONKSの前泊さん以外はほとんど顔を合わせたくらいの面識しかないので、「私、後藤啓太はこういう作品を聴いてジャズファンになり、こんな作品を何度も繰り返し聴いていますよ・・・」と、自己紹介がてら、メグの会やこのブログでも紹介している今でもことあるごとに引っぱり出して聴いている作品からピックアップして紹介をする事にしました。

やはり、普段聴いている曲を知ってもらうと言うのが私という人間を知って貰うのにも良いのかな・・・と。




というわけで、作成したレジュメがコチラ↓
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ドキドキしながらも、そもそもジャズを聴くようになったきっかけの「Srcret Love / 高橋達也クインテット」を紹介し、あとは勢いに任せて各曲を紹介。

まぁ、全部ブログで紹介している作品だと思いますので、各作品の紹介はココでは割愛です。



で、早間美紀さんのCDをかけている最中、石井さんから早間さんについてのお話を伺えました。

なんでも、1996年の横浜ジャズプロムナードのコンペティションで早間美紀さんのトリオが優勝した時、石井さんも早間さんの演奏に注目をして澤野工房としてプロデュースする直前までいっていたのだとか。
しかしながら、同時期に紹介のあったもう一人の日本人女性ピアニストが居て、澤野工房としては日本人ジャズピアニストを一度に何人もプロデュースできない・・・ということで、早間さんと契約する話は無くなったのだとか。
で、その紹介のあった女性ピアニストというのが、今ではユニバーサルミュージックに移籍してしまった山中千尋さんだったというわけです。

う~ん・・・なんとも「縁は異なもの」です。


ほかにも色々と石井さんから興味深いお話しを聞きつつ、なんとか30分突っ走って無事(?)終了。

後は再びお客さんとしてホットココア(ブラック)を飲みながら聴く事を楽しむのに徹します。





で、なんと、今日のイベントには冒頭から可愛らしい女性のお客さんが居るなぁ・・・と思ったら、今年2月9日新宿PIT INNにライブを聴きに行ったスウェーデンで活躍しているジャズピアニスト坂田尚子さんの妹さんで、サックス奏者の坂田明奈さんとのこと!
2次会で色々お話を聞いているウチにすっかりファンになっちゃいました。
今度メグでもライブをするかも知れませんので、その際には皆さん、是非メグにお越し下さいね♪

第3回 メグの紅白ジャズ合戦 [音楽]

ゴールデンウィーク2日目の4月28日、吉祥寺のMEGでDJの大塚広子さんプレゼンツ『第3回 メグの紅白ジャズ合戦』が開催されたので行ってきました~。

そっか、去年の年末に始まったこのイベント、もう3回目なのか。


ちなみに今回合戦を繰り広げてくれるパネラーは以下の方々。

紅組:中島弘恵さん(ピアニスト) / 大橋祐子さん(ピアニスト) / 大塚広子さん(DJ)
白組:藤田嘉明さん(JAZZ CAB) / 前泊正人さん(MOONKS) / 茂串邦明さん(Intro店主)

この中で唯一、茂串さんにはお会いした事無いなぁ。お店にも行ってこと無い・・・。



というわけで、今日はどんな合戦になるのかウキウキしながらMEGに到着。

本日のイベントプロデューサーの大塚さん、司会の藤田さん、初回から白組で参加している前泊さん、ピアニストの大橋さんにご挨拶し、すっかりご無沙汰だった「鳥尾さん」の中島さんにもご挨拶をして、さすがにパネラーの真横の席に座るのははばかられたので(笑)後ろの方の空いている席に座ると・・・お隣は漫画家のラズウェル細木さんでした。
というわけで、ラズウェルさんにもご挨拶をして席に着きイベントの開始を待ちます。

そして開始時間からしばらく経った頃、ようやく茂串さんが到着し、間もなくイベントが開始したのでありました。


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本日のイベント司会進行、ジャズCABの藤田さんの挨拶でイベントが始まります。

このイベントは今回で3回目ですが、今までの2回はいずれも紅組が完勝しており、藤田さんは負け越し、前泊さんも本人曰く「オレはほら、噛ませ犬だから」の通り完敗状態なのであります。

そんなわけで・・・


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2013年3月26日 新生・松尾明トリオ CD発売(直前)記念ライブ [音楽]

3月26日に吉祥寺のMEGでジャズドラマー松尾明さんの新生トリオでのCD発売(直前)記念ライブが開催されたので行ってきました。


なぜ(直前)なのかというと、本当は発売になっていたはずの松尾明トリオのニューアルバム『Easter Parade』、プレスされて製品として上がってきたディスクをチェックしたところ「問題」が発覚したのだとか。

「問題」に関しては詳しく聞けなかったのですが、恐らくCD-Rマスターの段階で気付かなかった、またはプレスの行程で発生してしまったノイズが発覚したのでしょう。

色々と検討した結果、「寺島レコードとしては不完全なものは出せない」という事になり、急遽発売日を延期して再生産をしているのだとか。

POPSだと「気付く」ノイズをそのままにして発売するケースも見かけ、そのノイズが気になってしまって聴くに堪えなくなっちゃうのですが、今回の判断は間違いなく正しい判断になるでしょう。

なにせ「寺島靖国流高音質」を自負しているCDなのだから、問題のある製品なんて発売して欲しくありません。




というわけで、「発売(直前)記念ライブ」になったわけです。



MEGに到着すると、そろそろ最初のステージが始まる・・・というところだったので、一番奥のドラムの真ん前の席に陣取ってアイスコーヒーを飲んでいると、いよいよライブがはじまるのでありました・・・





今回のニューアルバム『Easter Parade』はメンバーを完全に刷新して挑んでおり、今日のライブもニューアルバムのレコーディングメンバーなのです。

ピアノは自身のリーダー作も多数発表している人気女性ピアニストの安井さち子さん
ベースは若手ミュージシャンはもちろん、ベテランミュージシャンからも厚い信頼を得ている高瀬裕さん
そしてドラム&リーダーは最近様々な取り組みにチャレンジをしている松尾明さん。


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今回のトリオはレコーディングの時にほぼ初共演で、しかもその後は共演していないという、いわゆるよく知った仲の間柄ではないメンバーだからなのか、松尾さんのドラムもいつものような歌うようなドラムではなく、もっと緊張感のある「叫ぶ様な」ドラムでかなりキレッキレです。
「レコーディング以来演奏してないし、リハーサルもやっていないので・・・」と言いながらも、誰も萎縮しない、むしろ白熱した緊張感のある演奏がズッと繰り広げられていくので、松尾さんの新たな一面を見た気分です。
ナメられてはいけない!という気負いも少なからずあったのかも?
特に・・・

http://ameblo.jp/keita-goto/entry-11499552636.html

篠笛・神楽笛奏者こと ミニコンサート in 丸の内・行幸地下ギャラリー [音楽]

3月22日、篠笛・神楽笛奏者ことさんが丸の内の行幸地下ギャラリーでミニコンサートをするという事で行って参りました。



行幸地下ギャラリー、思えば行った事がありません。

丸ビルと新丸ビルの間の行幸通り地下にあった駐車場をリニューアルしたものらしいのですが、地下駐車場にもあまり縁がなかったしなぁ・・・。


というわけで、仕事終了後、急いで東京駅丸の内中央口地下通路へ・・・




コッチかなぁ・・・?

たぶん・・・コッチだよなぁ・・・

と、改札を出て歩いていると、聴き覚えのある篠笛の音色が・・・



音の方向に歩いて行くと、ことさんのミニコンサートの後半が始まったところでした。

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アルバム「龍の目醒め」の曲ではなく、五味俊也さんのキーボードと鍵盤ハーモニカ(先日のコンサートではドラムも叩いていらっしゃいました)とDUOでポップスを中心に聴かせてくれます。

地下通路という空間も手伝ってか、篠笛の響きが美しく広がり渡り、その音色に引きつけられるようにお客さんが集まってきます。

こうやって近くで聴くと改めて実感するのは・・・


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2013年2月26日 篠笛奏者こと『龍の目醒め』コンサート [音楽]

2月26日、先日のブログでもご紹介しました神楽笛・篠笛奏者のことさんのCD発売記念コンサートが文京シビックホールの小ホールで開催されたので行ってきました♪



会場に到着するといきなり目に飛び込んできたのは、ステージ上に設置された神楽用の演奏台と大きな幕。

そう、今日のコンサートではことさんが所属している広島の神楽団「苅屋形神楽団」の演舞があるのです。

ことさんのCD『龍の目醒め』を聴いて以来、ずっと神楽を観たいと思っていたので、今回のコンサートはまさに渡りに船だったのです。

これから神楽を観られるんだ・・・とワクワクしながら開演を待っていると、約370席有る座席はどんどん埋まっていき、開演前には満席に!
その後、最前列に追加でイスが用意されるほどの大盛況ぶりでした。



というわけで、開演時間になり、白装束に水色の袴を着たことさんと大太鼓、締太鼓、チャッパ(だっけ?)の楽団員が登場。

幕(の向こうの神様?)に向かってお辞儀をして列を乱さずそれぞれの持ち場へ。

ことさんは演奏前、篠笛を両手で掲げて神様にお辞儀。
MEGでチラッと聴かせてくれた時にも同じ仕草をしていましたが、恐らく篠笛を吹かれるときにはいつも同じようにして敬意を払っているのでしょう。

篠笛と同時に大太鼓が叩かれ、会場内には緊張感が走ります。
なんだか一気に邪気が払われたような瞬間でした。

本日の演目は「磐戸」。
いわゆる「天の岩戸」です。

様々なお面と衣装を着た楽団員が曲中に舞い、曲が終わると口上を述べるのですが、口上がいわゆる現代語ではないので理解に時間がかかるモノもあるのですが、天の岩戸というあまりに有名な話なので何とかついて行けました(笑)。

そして篠笛の演奏もじっくりと観て、聴きましたが、なるほど、ことさんの『龍の目醒め』で繰り広げられる演奏技法、世界観のルーツは「神楽」なんだな・・・と改めて実感する事が出来ました。
ことさんの篠笛を聴いていると、当たり前なのかも知れないけれど、高速に旋律を奏でるところ、音をしゃくり上げるところ、どこをとっても迷いの無いスッっと筋の通った演奏・音色で、健やかで晴れ晴れとしていて何とも心躍る気分になります。
神楽なのに、思わずジャズライブよろしく足でリズムを取ってノッてしまいました。


それにしても、考えてみればこうやってじっくりと神楽を観たのは初めてです。
NHKやらでチラッと目にした事はありますが、なるほど、こうやって改めて観てみるとさすが伝統芸能、演奏、舞い、どれも練られた凄味があります。

石見神楽は島根西部や広島北部では今でも非常に盛んらしいのですが、小さな頃からこういう伝統芸能に馴染める環境って素晴らしいものがあります。

それにしても、能の演奏も同じなのですが、この楽器の音色と太鼓のリズムを聴いていると、馴染みはないはずなのになぜか落ち着くのは、やはり日本人としてのDNAなのでしょうか。


舞いと演奏に圧倒されていると、アッと言う間に1stステージ神楽の部は終了してしまいました。

う~ん、これはもっとじっくりと様々な演目を観てみたいかも。



さて、休憩時間を挿んでいよいよ2ndステージでは『龍の目醒め』ライブです。

ことさんは先ほどの白装束青袴からCDジャケットで着ていた龍の鱗の様なドレスを着て登場です。
あ、シッポも生えてる。



演奏は先ずCDの2曲目に収録されている「国生み」から始まりました。

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ここでホォ~と嬉しくなったのが伊藤ハルトシさんのチェロ。
CDで聴くよりも艶っぽく、コントラバスには無いチェロの低音と高音の美しい音色で歌うような演奏を聴かせてくれます。

そんな伊藤さんのチェロにウットリしていると、ことさんの篠笛がハツラツと入ってきて一気に盛り上がります。

なるほど、あの神楽の後だと、CD1曲目の「龍の目醒め」の静かな出だしよりも「国生み」の晴れやかな出だし、爽快でスピード感のあるメロディーがバッチリです。

ことさんの篠笛の音色はとても澄んでいて、そこに先ほどの神楽で培ったテクニックを上手く軽やかに盛り込んでくるので、もう、聴いていると思わずニンマリ。

そして「月のことば」では篠笛の表情がガラッと変わり、しっとりとした温かみのある音色で、まるで語りかけるような演奏を聴かせてくれます。

さらにさっきまでドラムを叩いていた五味俊也さんがキーボードを弾き、幻想的に曲を演出していきます。

「青龍」では、それまでギターを弾いていたKOHKIさんが三味線を!
伊藤さんといい五味さんといい、そしてKOHKIさん・・・みんな複数の楽器を駆使し、それぞれ一級の演奏を聴かせてくれるので、楽器構成が変わることによる音色の変化を楽しめるだけでなく、曲が変わる毎に全員の演奏から目が離せなくなってしまうのです。

これはライブならではの感動です。

そして忘れてはいけないのが、ことさんと共に紅二点でバンドをしっかりと支えている今橋正江さんのベース。
PAから出てくるベース音はCDよりも茫洋としていましたが、それでもしっかりと芯のある演奏でリズムをキープし、まさに縁の下からバンド全体を支え、盛り上げています。


とにかくメンバー全員の技術が非常に高く、その技術を「これでもか!」と聴かせるのではなく、しっかりと曲の世界観を聴かせる事に集中していたので、コチラは構えずにその世界観にドップリと浸っている事が出来ました。

これでインプロビゼイションも盛り込んでくるようになったら・・・このバンドは、ことさんはどこまで世界観を広げてしまうのでしょうか・・・


ハッキリ言って今後の活躍にも超期待です♪



ライブ終了後、ロビーでCDやグッズの即売会とサイン会が開催されましたが、大勢のお客さんで賑わっていました。

オイラもCDを持参し忘れたので、CDを買ってサイン会の列に並びます。

オイラの番になると、「あー!後藤さん~!!」と、覚えていてくれたようでした。


それにしてもことさん、演奏の時の凛々しさとは打って変わって、喋るとアニメみたいな声というか、可愛らしい声で人懐っこくなるので、ギャップが激しい。
でも、そこが楽しく可愛らしい。
「ことちゃ~ん!」と、お客さんに人気があるのもこういうところなんでしょうか。



尚、この後


3月16日(土)には名古屋の善光寺別院願王寺で19時から

4月26日(金)には広島の安佐南区民文化センターで19時から

5月15日(水)には大阪のザ・フェニックスホールで18時30分から


龍の目醒め」発売コンサート『龍の大宴会〜太古の記憶が目醒める時〜』が開催されますので、是非行ってみてはいかがでしょうか?

詳細はことさんHPの「ライブスケジュール」でご確認下さい。



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